あす、キュアコロナです。
今回は映画系のブログらしく。この作品をご紹介。
むーびー・あわーど
自称デパルマニア(ブライアン・デ・パルマ監督好き)を名乗っています。ブライアン・デ・パルマ監督作品は日本未発売等含め全て持っています。学生時代から映画にハマり、余りにも好きすぎて映画館でアルバイトをしていました。バイトの特権で映画観放題の毎日プラス、レンタルビデオ屋通いで年間300本以上鑑賞。映画三昧でした。ほとんど観るのは洋画。会社員にも関わらず2019年は久々に観まくって年間423本という記録。好きなジャンルはサスペンス、ホラー、アクション系。
目次
『ナイブズ・アウト』豪華キャストによる見事な演技と脚本のアンサンブル映画。
さて、今回私はこれをU-NEXTで視聴したわけなのだ。私は動画サイトには目がないというかほぼ映画ばっかりだったが、U-NEXTやNetflix、amazonプライム、DAZN、dtvなどに加入していた。色々事情により現在はU-NEXTとamazonプライムのみに加入している状態なのだが、以前よりも映画を観る機会が減ってしまっている。そんな中で、U-NEXTは毎月1,200ポイントが得られてそのポイントを利用して有料作品を観る事ができるのだ。実はそのポイントで映画のチケットまで購入できてしまうというスグレモノだったのだが、やはりコロナ禍では映画館にはなかなか行きづらくなってしまった。
なので今回有料作品を観ようと思い、なおかつポイントの有効期限が間もなくだったので、色々悩みつつも選択したのである。
さあこの『ナイブズ・アウト』一体どういった作品なのか。まず、ジャンル的にはちょっとコメディチックなミステリードラマ。なんだかゆるい雰囲気の中進んでいってよくわからないギャグとかもはさみつつ、どこかしら刑事コロンボのようなダニエル・クレイグ扮する探偵が殺人の真犯人を探すという。
なにせ出演俳優、出演女優がかなり豪華でありま。全員は紹介しませんが、6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグ、名優クリストファー・プラマー、ここのところ注目の女優、『ブレードランナー2049』アナ・デ・アルマス、『THE ICEMAN 氷の処刑人』マイケル・シャノン、絶叫クイーン、ジェイミー・リー・カーティス等。なんだかクセのありそうな人たちが多そうですな。。。
特に個人的に注目は、今作のヒロイン役と言っていいでしょう、アナ・デ・アルマス!
なんだか最近良く見かけるなぁという印象。割とキアヌ・リーブスとの共演が多いかもしれません。『エクスポーズ 暗闇の迷宮』、『ノック・ノック』は憎たらしかった。でもかわいい。くりんとした目が非常に印象的。キューバ出身の女優さんとのこと。なんと007シリーズ最新作、『007 ノータイム・トゥ・ダイ』にも出演し、ダニエル・クレイグと共演しているようです。こりゃますます目が離せませんなぁ。
さて、今作『ナイブズ・アウト』決して派手なアクションもありませんし、ハラハラドキドキのサスペンスが展開されるわけでもありませんが、演じる役者の力か、なかなかどうしてキャラが際立っており、たくさん登場キャラがいるのにさして混乱することもなく最後まで観る事ができまっせ。
ダニエル・クレイグほんとに名探偵なのかよっ!?と終始ツッコミを入れたくなるような展開でございま。
私的にはなんだかいまいちこの探偵のキャラがちょっと掴めなかった感じなんですけど。主役だよな。。。
5代目ジェームズ・ボンドだったピアース・ブロスナンとかもやっぱりボンドさが抜けない。。。
スパイものの映画に出演していたりするとなおさら。。。ボンド役者の宿命か。ドボン。
『ナイブズ・アウト』監督はライアン・ジョンソン。どんな監督?
監督は『スターウォーズ~最後のジェダイ~』で監督を務めたライアン・ジョンソン。アメリカ人監督で、40代である。映画監督って何歳まで若手になるんだろうか?彼もまだまだ若手の部類に入るような気もするが。そして脚本も担当していて、今作でなんとアカデミー脚本賞にノミネートしたようで。なかなかに巧妙なドラマでしたからね。一体誰が嘘をついているのか、謎が謎を呼ぶ展開だったわけで。こうした登場人物も多く複雑な内容をまとめるには、彼の脚本力?によるところも大きいかと。登場人物の説明的な部分も極力手短に、登場人物がアリバイを主張するシーンなどには再現映像を使って言葉と映像で観る者にわかりやすく伝えている。結構序盤から登場人物が入れ替わり立ち変り喋りまくるので、普通だったらなんだかわけわかめになっちゃいそうだが、その都度そのシチュエーション、行動を映像にしてその場で視聴者に説明するというのはあり。
結構その再現映像自体にも観客を騙すトリックというか仕込がもしかしたらあるのかな~と思ったけど、まあ普通にシンプルな展開でしたね。
こういったミステリー系の作品を観ると、アガサ・クリスティー原作系の映画、『そして誰もいなくなった。』『オリエント急行殺人事件』やフランソワ・オゾン監督の『8人の女たち』あたりを思い出してしまう感じ。『8人の女たち』はしばらーく観ていないのでまた観たくなった!
こういった多数の登場人物が出てくる映画に共通することは、出演の俳優や女優のクオリティが総じて高いという事。演技合戦見ていて楽しい。
多くのキャストを纏め上げる監督の手腕というのも求められます。結構撮影中も気を使ったり大変そうな気がしますけどね。
そしてこのライアン・ジョンソン監督、前作は『スター・ウォーズ~最後のジェダイ~』。余りにも大作すぎるのでなんとも言い様がありませんが(スター・ウォーズエピソード8はファンからはあんまり評判よくありませんなぁ、、、私ももう内容忘れたで)、批評家とかからはわりと評価は高かったんじゃないかな。その前の作品、ジョセフ・ゴードン・レヴィット主演のSF『LOOPER』はなかなか面白かった。ちょっとしたタイムループもののサスペンスて感じなんですけどね。私は個人的にタイムループものが結構好きで。そういう設定ほんとたまらないんですよ。ええ。
30代男性
できることなら人生で一番楽しかった日を、一生タイムループしていたい。
あ、このセリフいいかもしれません。そんな人生観。
30代男性
私の生きている意味はその一日の為だけにあった。
みたいなね。あ、これもいいんじゃあないですか。脚本家を見つけたら、て感じ。
そしてこのジョセフ・ゴードン・レヴィット、今作でなんとカメオ出演しているらしいのですが、私はまったくその存在に気づかず。。。これから観る人は彼がどこで出ているか是非チェックしてみて欲しい。
あとTVドラマの『ブレイキング・バッド』シリーズの監督もやっていたりするらしい。私は観た事ないですが、人気作品ですよね。
今作のヒットでその評価をますます強固なものとした感じのライアン・ジョンソン監督ですが、
どうやら早くも続編の製作が決まっているようです。ダニエル・クレイグが続投するんでしょうか。まあ主人公だからね。
『ナイブズ・アウト』評判&口コミ。あらすじと見所。千ノナイフガ胸ヲ刺ス
『ナイブズ・アウト』評判と口コミ。
さあ、日本では2020年公開の『ナイブズ・アウト』だが、その評判はどうなのだろうか。
まずは動画サイトでの評価はこんな感じ。
U-NEXT | |
amazonプライム |
そして、映画口コミサイトの評価は、
Filmarks | 3.8 |
映画.com | 3.8 |
なかなかの高評価と言えそうですな!では、実際の口コミはどんな感じでしょうか。。。
2020.9.13 みなふくさん
「出てくるみんな個性的すぎて素敵。
気軽に観たくて吹き替えにしたから
ダニエル・クレイグの声に少し違和感がありましたが
王道ミステリーの空気感での
どんでん返し、どんでん返しで面白かったです。
私立探偵ブノワ・ブランのキャラクターが素敵すぎるからシリーズ化して欲しい。ただ、結果事実が切なすぎる。」
2020.9.13 あきらかにまさやさん
「気持ちの良い映画!こういうの好き。
頑張れ頑張れって感情移入してみていくほど裏切られた気持ち良さがすごい。
ヒヤヒヤさせてくれる部分も多いし、
冗談めいた部分も多くてスッと頭に入ってきた。
富豪一家はなんかしがらみ多いねって感じ
...
日本でつけたタイトルダサくて
これじゃ見る人増えないよ。」2020.9.13 izumoさん
「絵に描いた様な、探偵映画。
序盤から中盤のありとあらゆるシーンが最後への伏線になっているという
推理小説好きにはたまらない作品だ。
何気なく見ていると最後に「あぁ~!なるほど!!」って強烈なパンチを喰らわされる。キャプテンアメリカでクリス・エヴァンスを知った身からすると、
クズ男なのになんだか善人オーラが出てしまう彼の姿に
微笑まざるを得ない。」
(引用元:Filmarks)
『ナイブズ・アウト』あらすじとみどころ。
さあ、それでは概要、あらすじとみどころを簡単にまとめてみよう。
『ナイブズ・アウト~名探偵と刃の館の秘密』2019年アメリカ 130分
日本2020年1月31日公開 監督・脚本 ライアン・ジョンソン
出演:ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノン、ドン・ジョンソン、
トニ・コレット、クリストファー・プラマー他
あらすじ
金持ちの小説家であるハーラン・スロンビーが85歳の誕生日パーティーを開き、身内が一堂に会する。そして翌朝、ハーランが喉を切られて死んでいるのを発見、当初は自殺と断定されるも、不自然な点が残っていたことから、警察当局と何者かに匿名で雇われた私立探偵、ブノワ・ブランがその捜査にあたることとなった。資産家であるスロンビー家と、ハーランの看護師として雇われており、ハーランとは親しい間柄であったマルタ。スロンビー家の内部に介在する様々なトラブルに探偵ブランは目をつけ、今は亡きハーランの意思を汲み取ろうと、嘘をつくとある特徴が現れてしまうマルタへ捜査の協力を依頼し、探偵ブランとマルタは不思議なパートナー関係となっていく。一体この事件の真相はなんなのか。探偵ブランは真実にたどり着くことはできるのか?
キュアコロナのオススメ度
3.8
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キュアコロナ