あす、キュアコロナです。
今回は映画ネタ。
むーびー・あわーど
自称デパルマニア（ブライアン・デ・パルマ監督好き）を名乗っています。ブライアン・デ・パルマ監督作品は日本未発売等含め全て持っています。学生時代から映画にハマり、余りにも好きすぎて映画館でアルバイトをしていました。バイトの特権で映画観放題の毎日プラス、レンタルビデオ屋通いで年間３００本以上鑑賞。映画三昧でした。ほとんど観るのは洋画。会社員にも関わらず2019年は久々に観まくって年間４２３本という記録。好きなジャンルはサスペンス、ホラー、アクション系。
目次
ＳＦサスペンスアクション『アップグレード』舞台は近未来。
さて、この映画は冒頭からやたらと近未来的な自動車が登場するので、結構未来の話なのかな？と思えるのだが、他の車とかは普通だったり、あれ？ていう時代設定への疑問が少なからず感じられました。どうやら予算の問題があるようです。映画に現実的な話は持ち込みたくないですが。。。
ただ、その限られた予算の中で、映像表現だとか結構頑張っているような印象を受けました。瀕死の重傷を負いながらも秘密のマイクロチップのおかげで生身の人間を超えた力《アップグレード》を手に入れた主人公の復讐劇を描いているわけなのですが、ストーリーも終わってみればよくある話系ではあるものの、多少捻りもきかせてくれているのと、アクションがなかなかの見応えなのです。
イメージで言うと、（『ターミネーター』＋『ロボコップ』）/2×『リベリオン』＝『アップグレード』みたいな。。。ストーリー的には『ロボコップ』に似ている感じがしますね。リー・ワネルさん、アクションお好きなんですかね。
『アップグレード』主人公が誰かに似ている。。。と思ったら
出演者もやはり予算の都合上有名所をってわけにはいかないようですが、特に主演のローガン・マーシャル＝グリーンは落ち着いたたたずまいのクールなイケメンですわ！映画の本編で、最初はなんだか味気ない感じもしたのだが、後半になるに従って、だんだんと主役らしく（失礼）なってきたというか。。。誰かに似てるなーと思うんですが誰だろう。。。
おお！そうだ！クリスチャン・ベール！ＳＦの世界観の雰囲気もどこか似ている感じなので、よけい『リベリオン』風な印象を受けますな。アクションシーンは【ガン＝カタ】と呼ばれる『リベリオン』のアクションにも似た感じで、この『アップグレード』、なんとなく進化した【ガン＝カタ】を見ているようですが（銃はないけど）。
『リベリオン』はアクション超すごくて激やば。こういうちょっとマイナーぽい雰囲気もおすすめなのでまだ観ていない人は是非チェックしてみてほしい。
クリスチャン・ベールが洗練されたアクションを魅せる！どことなく今回の主役と似ていると思う。。
『アップグレード』製作はジェイソン・ブラム。サスペンス、ホラーはお任せプロデューサー。
そして、主人公に協力しながらも犯人を追う刑事役の女優もなかなかいい味を出している。最近何かで観たなぁと思ったら、『ゲット・アウト』に使用人役で出ていた模様。印象的でどこか不気味な笑みを浮かべた使用人さんでした。
『ゲット・アウト』と言えば、今回の『アップグレード』もそうなんですが、製作のジェイソン・ブラムという人が共通なんですな。この人はリー・ワネルのホラー『インシディアス』なんかも関わりがあるので、今回のキャスティングもそういった繋がりなんでしょうね。
確かな演技力を持った俳優、女優が出ているので、観ている方としては安心感があります。そしてこのジェイソン・ブラムってプロデューサーの経歴というか今までの作品歴がなかなかすごいんですよ。ざっと挙げてみると、、、
製作（製作総指揮含む）
- 『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ
- 『インシディアス』シリーズ
- 『フッテージ』
- 『フッテージ デス・スパイラル』
- 『パージ』シリーズ
- 『１３の選択』
- 『呪い襲い殺す』
- 『アンフレンデッド』
- 『ザ・ギフト』
- 『スプリット』
- 『ゲット・アウト』
- 『ハッピー・デス・デイ』
割と名の知れた作品だけでもこんなにある。。。す、すげぇ。。。。そしてほとんどホラーとかサスペンスホラーばかり。。
いやはや恐れ入ったよ。映画って役者や監督などはクローズアップされますが、もちろんその人達もすごいんですけど、その後ろには何百人のスタッフとかがいるので、映画という作品は、やはり裏方系の人達あっての作品だと思いま。それに外国映画とかでは映画はプロデューサー（出資者）のモノという考え方が定着しているようですしね。
今回の『アップグレード』も、このジェイソン・ブラムが関わっているという事で、観る前からある程度のクオリティは保証されていると考えて問題ないだろう、と。ちなみに上記の作品群で個人的に良かったのは、イーサン・ホーク主演の『フッテージ』と、ジョエル・エドガートンの『ザ・ギフト』あたりでしょうかね。まだ観ていない方はU-NEXT、amazonプライムビデオ
ちなみに今回の『アップグレード』はamazonプライムで見放題となっている！要チェック！
『アップグレード』評判も上々。続編の話も。。。？
さて、この『アップグレード』ですが、アメリカでは2018年に公開となっておりま。日本では2019年の10月に公開されました。
『アップグレード』の口コミ、評判は？
日本でもリー・ワネルの知名度は結構あり、公開前からかなり話題になっていた様子の『アップグレード』ですが、その口コミや評判は一体どんなものなのでしょうか。ここにその一部をご紹介しましょう。
まずは動画サイトでの評価はこんな感じ。
| U-NEXT | |
| amazonプライム |
そして、映画口コミサイトの評価は、
| Filmarks | 3.8 |
| 映画.com | 3.7 |
かなりの評価と言えそうですな！これは期待できそうです！では、実際の口コミはどんな感じでしょうか。。。
2020.9.10 standfieldさん
「現在大注目のテクノロジー、AIを題材とした復讐系アクション映画。
マジすごかった！
アクションも凄かったし、AIと喋りながら行動するのも面白かった。ステム、超優秀なんだけどやり方がえげつなかった。AIだから人間ほど制御が効かない、という特徴がうまく表現されてたね。そこは怖いと思った。
何よりラスト、衝撃の結末になるとは思わなかった。
AIの恐ろしさが心から感じられた。
ローガン・マーシャル＝グリーンの動きの演技は圧巻でした！」2020.9.10 tamaさん
「意思を持つコンピューターシステム、というのは他の映画でも見たことがありますが、この映画が1番リアリティがあるように感じました。
カメラワークも含めてバトルシーンが面白い。
コンピューターのような人体の動きの演技も素晴らしかった。
ラストも個人的に迫力があり好きでした。グロいシーンも多めなので、苦手な方は注意。」
2020.9.9 ロトロトさん
「おもしろいかも？と進む展開でしたが
私的にはシュールな終わり方の印象
時間的に長くはないので
観やすい作品」
（引用元：Filmarks）
ちょうどコロナ前だったので、影響はなかったかと思います。評判も上々で、ちょっとした賞なんかも取ったりしているみたいです。なんの賞かよくわかりませんが。。。世界各地大小様々な映画祭ありますが、まあ宣伝文句的にはどんな規模の映画祭でもとりあえず受賞したらのっけちゃえーみたいな感じになるんでしょうかね。
映画祭については全然詳しくないので、そんな映画祭があるんだくらいにしか思わないんですけど。実際その映画祭はちゃんと存在しているんでしょうね、なかったらダメだよなもちろん。と言う事で、批評家や一般からの評判も結構良かったみたいで、どうやら続編の企画もある様子。でも、ドラマシリーズで企画されているようなんです。。。好きだねぇ、ドラマ。
自分は正直あんまり海外ドラマって観ないんですよ。。。といっても日本のドラマは全く観ませんが。。。
日本のドラマは1クールという限りある中で（まあシリーズものになれば続編もあるんでしょうけど）終わっちゃうてのがなんだか短いなあって感じてた。ひと夏の青春。て感じ。『ビーチボーイズ』とか懐かしいなあ。。。
逆に海外ドラマだと、ヒットすると大体数シーズンに渡って放送されるので、逆に長いのよ。。。
いやーおもしろい作品は長さ関係なくおもしろいんですけどね。『２４』はすごくおもしろかったので最後まで観てましたし。また観直そうかなぁとも思えるくらい。まあ後半は多少なりともダレる部分はあったのは確かです。最後のほうとシーズン１を観比べてみたら、多分ハラハラドキドキ感が全然違うと思いま。はらたいらさんに3,000点。
ここ最近の作品で言うと、『ウォーキング・デッド』はシーズン７から急激につまらなくなって、何とか１０の前半まで観ていたものの、後半戦から全く観ていません。。。（キャサディ・マクリンシーというリディア役の女優が好きなのにも関わらず）
グレンがいなくなって作品が壊れちゃいましたね。。。いくら原作がそうでも、ドラマではやりようがあったはず。
という事でドラマになってしまうと、途中でダレる可能性大なのです。
さあ、という事で続編はやるなら映画でやっておくれ！リー・ワネル！
『アップグレード』あらすじと見どころ。
では今回の映画、『アップグレード』のあらすじと見どころについて簡単にまとめてみよう。
あらすじ
近未来の時代、旧型の自動車専門の整備士であるレトロ風味満載のグレイは、ＩＴ企業に勤める妻、アシャと共にリッチな顧客であるＩＴ企業の経営者であるエロンの元へ請け負った自動車の納車をしに向かった。
彼はグレイ夫妻に超高性能チップ【ステム】を見せ、これが世界を変えると自慢げに話す。その帰り道にアシャの自動車システムがエラーを起こし事故を起こしてしまう。
そこで二人は数人の男たちに襲われ、アシャはグレイの目の前で殺されてしまう。グレイは意識を失い、気づけば病院にいた。そして彼は四肢麻痺状態となってしまい、もはや自ら動く事すら叶わなくなってしまったのだ。母親の世話になりながら、絶望の中で打ちひしがれるグレイ。
そんな状態のグレイにエロンが面会に来る。そして超高性能チップ【ステム】は動かなくなった人間の身体をも動かす事ができるようになる。と話し、グレイに手術する事を持ちかける。人生を終わらせたかったグレイであったが、復讐の為、この手術を受ける事となる。こうして再び動く事が可能になった彼は、単に元通りになっただけではなかった。【ステム】の作用により、超人的な身体能力を身につけていたのだ！グレイはこの力を使って妻を殺した組織へと復讐を始める。。。
一人、また一人と復讐を果たすのち、少しずつ黒幕の存在が浮かび上がってくるが、果たして一体誰が、何の為に、、、？？
キュアコロナのオススメ度
低予算＆序盤に若干とっつきにくさはあり。既視感はあるが脚本の良さで挽回。意外にアクション見応えあり！！
ということでよい映画ライフを。私も人生をアップグレードしたい。もうあっぷあっぷなのでな。
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人生は映画です。
キュアコロナ