あす、キュアコロナです。
今回はときめきメモリアルラーメンのコーナー。
札幌の人気ラーメン店の紹介だ。
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自称麺タリストを名乗っています。独身時代は仕事の傍ら北海道内のラーメン食べ歩きもしており、雑誌に載っているような北海道内のラーメン店は大方訪問しています。数年に亘り年間150~200杯くらいのご対麺歴があります。
目次
麺処蓮海。昼限定。二毛作スタイルのお店として登場。フィールド・オブ・ニモウサク
札幌、いや北海道全体において、いまでこそつけ麺はラーメンと並んで確固たる地位を築き上げていると言って間違いないが、一昔前までは(2000年代~2010年前後くらいか)その存在、認知度はそれなりにあるものの、立場的にまだまだメジャーと言えるようなものではなかった。
その理由としては考えられるのは、元々つけ麺を扱っているお店自体少なかったという事と、北海道やはり冬場の寒さが堪えるので、『すみれ』のラードが入った湯気すら出ないという熱々のラーメンに代表されるような、寒い日には熱々のラーメン食べる!という慣習があったのだろうか。月並みな理由だがきっとそういう所からつけ麺の人気はいまいちというか、さほどなじみがなかったんじゃないかと思うのだ。。。
さて、そんなつけ麺がそこまで北海道においてラーメンと並ぶ程の存在感を出す前の時代、徐々につけ麺の存在が浸透し始めて来た頃にめきめきと頭角を現してきたお店がこの蓮海。札幌におけるラーメン激戦区である豊平区平岸にあった。
なによりここの店がユニークだったのは、元々は海鮮居酒屋のこのお店、閉まっている昼の時間帯に限ってラーメン屋として営業している、という【二毛作】と言われるスタイルだった事だ。
このようなスタイルは当時あまりなく、私的にも結構新鮮だった。
昼しか食べられないという事でなかなか付加価値のついたラーメン屋で評判になっていった。
二毛作とは?
二毛作は昼と夜で業態の変わる営業スタイル。今回の蓮海のように昼はラーメン屋、夜は居酒屋など。まったく関係ない業種の場合もある。また、昼と夜で経営者が違うケースもあり、借りる側は居抜き物件を借りるような少ないコストで営業できるメリットがあるだろう。
そしてこのお店では他とはひと味変わったラーメンが食べられると聞き。
興味津々でいったわけで。元々誰かに紹介されていったような気がする。近くに仲のいい花屋さんがいて、色んな情報を教えてくれた。
みなさん、花屋さんって色んな情報持ってますよー。花って色んな時に使いますからね、、デートや、デートや、デート。。etc...
まあ冠婚葬祭色々な業種や肩書き、役職の人とつながりがあったりします。お花屋さん。
夜の海鮮居酒屋の名前は『海幸』だったかな、、、もちろんお花屋さんは居酒屋のマスターとも知り合いでしたよ。
そしてこの『蓮海』のスープがまたいい感じでした。醤油つけ麺を食して、つけ麺てこんなに旨かったのか!!と感激したわけで。
魚介豚骨スープですが、まぐろのアラとか使った豚骨スープがまたうまい。つけ麺のつけダレだけでも飲めるくらい好き。
つけ麺だと醤油が断然おすすめで、ラーメンだと味噌が割とうまかった。
麺の量も結構色々選べた。通常が250g?特盛とかで400gくらいだったか。割とペロリといっちゃうわけですよ。ペロリンQ。
確かしめじ?が入ってちょっと風味が変わるのだ。あれはよかった。ただでは終わらんよ、と。
スープ割のポイント高い店ってあんまりないから貴重だった。
麺処蓮海。おすすめは醤油つけ麺、ラーメンだと味噌!スープ割りマジックマイク。
そして通いました。
やっぱりすぐさま人気になるわけで。
昼とか並ぶんです。というか昼しかやってないからな・・・!いつの間にやら券売機もついちゃったり。
人って限定って言葉に弱いんですよね。この『蓮海』はもちろん味が良かったので人気になったのは当然なんですが、
少なからず、《昼にしか食べられないプレミア感》というのも人気を呼ぶ1つの理由でもあったのかな、と今となっては思いますな。
では、つけ麺及びラーメンの、海!!!by蓮海
つけ麺が好きになったきっかけ。それがこれ、札幌平岸にある蓮海と書いて「はすみ」と読む!
蓮の海!!!もちろんラーメンもあり!
これでもかというくらい画像を添付させて頂いた。まさしく【蓮の海】でござんした。
あーこりゃー見ただけでおいしいぞ。
安定の醤油つけ麺。つけダレの香りや風味、麺をつけダレに絡ませた最初の一口、口の中に広がる甘みや出汁の旨み、麺の歯応え、文句なし。
味噌ラーメンに至っては、キャベツやひき肉なんかも入っているんです。シャキシャキとした感じで、これまた歯応えも良く箸が進みます。
胸のときめきがおさまりそうにない。これは、恋か。いや、コイではなく、鮪だった。
さくっと揚げたレンコンが目印というかトレードマークというかね。これもおいしい。
メンマやチャーシュー、ネギといった具材たちもしっかりそれぞれの役割を果たしており。
麺処蓮海。新店もオープン!だが、、、スープがぬるい?・・・灼熱の魂。
その後しばらくして真栄という所にもう1店オープンしました(あとから出来たが本店の名称)。そこでは昼だけではなくついに夜も営業!してました。
あと結構日本全国の物産展とかにもよく出店していたみたいです。もしかしたら物産展で『蓮海』を食べたよ!って人もいるかもしれません。
新店の方ではラーメンの研究にも余念がないようでした。なんせお店の名前が『蓮海-tasting laboratory-』って名前が入るくらいで。。。
laboratory=研究所!?すごいやん。
そして研究の成果か、つけ麺にジュレがついてきたり、ワンタンメンや海老系のつけ麺など、蓮海のつけ麺、ラーメンが進化していったのです。
けど、私のお気に入りはやっぱり醤油つけ麺だったなー。安定のうまさ。まさに困ったら『蓮海』でした。
ただ、新店オープンして1年とかそのくらい経ってからか、風水的に問題があったのか知りませんが、だんだんと勢いが落ちたかなぁと思ったり。
風水的にと言ったのは、なんか新店は建物の2Fにあったんですが、なんとなく無骨な内装というか、無駄に広くて全面ガラス張り。なんかラーメン屋にはあんまり適さないような雰囲気だったんですよね。まあ私は風水のふの字も知らないんですが。。。
それ以外にも、なんとなーく私が感じていたのは、スープのぬるさ。うむ、これが一番の原因か。
一度だけならまだしも、それが何度も続くと、おや?おかしいぞ?となる。
以前からの平岸の店舗ともう1店舗、どちらもぬるくて。
今回はたまたまかな、と思ってまた次行くとやっぱりぬるい。いややっぱりたまたまだろ。と思って間をあけてまたいったらまたぬるい。。。
いや、今度こそは。。。と何回か繰り返していたがどうにも私が納得する熱さにはなっていなかった。
冒頭にも述べたが、やっぱり北海道人はラーメン熱々が好きって人が多いのではないか?
『すみれ』のラーメンなんて知らなかったらまじでやけどするよ。知ってても口の中やけどするんだから。
ラードに覆われて本当に湯気が全く出ませんから・・・!
と、ある時期からそんな疑問?の感情を抱いてから心からうまいとはなんだか思えなくなり、、、、
なんだろう。。。本当に私はあなたの事が好きなの?私一体どうしちゃったのかしら・・・みたいな。
恋愛にもよくあるパターンですね。そうですね。
でもずっと食してないからまた恋しくなってきたわけで。
〆のスープ割りを再び飲むまでは↓のラーメンを食べながら想い出に浸る事にしよう。
今回の『蓮海』は今のところ入っていないが、全国の名店のラーメンを食することの出来るこちらも要チェックだ!
麺タリスト
キュアコロナ