あす、キュアコロナです。
今回は、映画のコーナー。だんだん映画ネタも増やしたいところ。



むーびー・あわーど
自称デパルマニア(ブライアン・デ・パルマ監督好き)を名乗っています。ブライアン・デ・パルマ監督作品は日本未発売等含め全て持っています。学生時代から映画にハマり、余りにも好きすぎて映画館でアルバイトをしていました。バイトの特権で映画観放題の毎日プラス、レンタルビデオ屋通いで年間300本以上鑑賞。映画三昧でした。ほとんど観るのは洋画。会社員にも関わらず2019年は久々に観まくって年間423本という記録。好きなジャンルはサスペンス、ホラー、アクション系。
『アンダーウォーター』クリステン・スチュワート主演のSF?スリラー!!
クリステン・スチュワートがきれい、かっこいい、すごい。惚れる。リプリーの再来か。
さあ今回の映画は新作ホヤホヤものである。と言っても最初のアメリカ公開日は2020年1月なので半年以上はすでに経過しているのだが。ちなみに日本での公開はなし。まあコロナ禍であるから致し方ない。映画館がまだ営業しているだけ良しとしよう。
読んで字のごとく、水の下。マリアナ海溝の海面10,000m以下の資源探査施設で起こった巨大地震によって、引き起こされるサバイバル劇。施設は莫大な損害を被った為、やむなく近くの別施設へと移動を始める。しかし地震によって深海の何かが目覚めた。。。と、展開がやたらと気になる感じなんですが。。アクションという感じでもなく、やはりスリラーっぽい演出でしょうか。舞台は深海で、施設でのシーンも多いのですが、深海と宇宙って似てますよね。真っ暗で、未知の生物がいて、どこからともなく襲ってくる・・・!!!そして施設は宇宙船の船内にもそっくりなわけで。
雰囲気的には言わずと知れた『エイリアン』にものすごーく似た印象を受けるんですな。海版『エイリアン』と呼んでも良さそうです。そして何より主演のクリステン・スチュワートなのですが、短髪のモンチッチスタイルなんですが、めちゃくちゃりりしくてカッコいいんです。顔立ちは綺麗過ぎるし、スタイルも抜群。露出も多めでこれは『エイリアン』のリプリー、シガニー・ウィーバーさんにダダ被りなわけです。
とことんオマージュ作戦なのかもしれません。でもいいと思います。ものすごく健康的な肉体美を感じられます。こりゃーリプリーの再来と言っていいんじゃないの?むしろ私はシガニー・ウィーバーはさほど好みでもないので、このクリステン・スチュワート版リプリーもどきてのはなかなか楽しめます。
今回この映画を選んだのはクリステン・スチュワートが出ているって理由だけだったんだけど、結果的に正解でしたよ。映画を選ぶ理由なんて色々あっていいんですよ。
タイトル、あらすじ、ジャケット、出演者、監督、プロデューサー、脚本、何かに興味があって観る。そしたら今度はその作品の別の部分に興味が出たりして、そこが共通する作品は何だろう?とか調べたりする。
と言っても今回のクリステン・スチュワート。実はそんなによく知らない女優さんなんですが、、、彼女の作品で観た事があるのは『アクトレス』、『エージェント・ウルトラ』この2作品があったので観たいと思った感じですな。あとは正直あまり知りません。が、『アクトレス』が非常に印象的な演技だったんですよ、
そしてなんとこの演技でフランスのアカデミー賞であるセザール賞を受賞していたんだとか。全然知りませんでしたわ。それから彼女はセザールのマンションに住み始めたとか始めてないとか。。。
他の出演作品では、なんと言っても『トワイライト』シリーズがあり、こちらで世界的には有名ですね。観た事ないけど。20代にして総資産がすごい事になってるようですよ、クリステンちゃん。ゴールデンラズベリー賞にもしっかりノミネートしたりしていたようですが、儲かってんならいいですよね。
あと古くはデビッド・フィンチャー監督、ジョディ・フォスター主演『パニック・ルーム』にも子役で出ているらしいです。覚えてないので今度観直してみよう。というわけで本編中、彼女ばっかり観ていた訳でありま(もちろん主役なので彼女ばっかり出ているから仕方ありませんよね。)
『アンダーウォーター』もう一人の大物俳優、ヴァンサン・カッセル。
さてこの映画にはもう一人、名の知れた俳優が出演しています。そう、フランスの名優、ヴァンサン・カッセルその人でありま。
とにかく私的には荒くれ者のイメージがあります。このヴァンサン・カッセル。そうそう久々にこの俳優も観たいと思ったのですよ。もう50代なんですって。初めて観たのはもうだいぶ前になりますが、マチュー・カソヴィッツ監督作などによく出ていた印象があります。『憎しみ』とかはだいぶ古いんじゃないでしょうかね。
『ドーベルマン』とかは見た目がまんまドーベルマンですよね。彼のキレた演技はやばいです。割と最近の作品で印象深かったのが、『たかが世界の終わり』かな。主役のギャスパー・ウリエルと心を通わせる事ができないものすごく不器用な男を演じていて、相当引き込まれました。あと結構娯楽作にも出演しているんですよ。
『クリムゾン・リバー』や『ジェヴォーダンの獣』『オーシャンズ』シリーズなんかにも。今回の映画では歳相応なので、キャプテン役で出ております。まあ元が悪党ヅラなので、いい人っぽいのは向かないんですけどね。。。その辺はキャスティングする方の問題か!?ちなみにこのヴァンサン・カッセルの奥さんは、モニカ・ベルッチです。あぁぁぁぁ。


『アンダーウォーター』は20世紀フォックス最後の作品だった!?
ねずみVSきつね
オープニングのファンファーレで有名な映画会社、「20世紀フォックス」。その歴史をさかのぼると何日かかるかわかりませんけれども。。。元々はフォックス・フィルムと20世紀映画というところが合併してこの名前になったようなんですね。それが1934年のお話だそうで。。。まあ気になる人はウィキペディア等で心ゆくまでお調べください。。。
『スター・ウォーズ』シリーズや『猿の惑星』シリーズ。『エイリアン』シリーズもか。私は結構この会社は好きだったんですがね。ここ数年の間にディズニーに買収されていたのはなんとなく知っていましたが、どうやら衝撃的な話が出てきました。
というか私が知らなかっただけですが、この「20世紀フォックス」というブランドが消滅してしまう(しまった)らしく。。。
ディズニーの意向により、「20世紀フォックス」⇒「20世紀スタジオ」という名称に変更になったようです。。。
ねずみがきつねをやっつけた。。。なんて巷では言われているようですね。『トムとジェリー』のパロディ作品で作ったらいいんじゃないですかね?
元は、ディズニーの買収前には2013年頃「21世紀フォックス」という親会社が作られ、その傘下に「20世紀フォックス」を始めとしたエンターテインメント事業の部門が収まっていたのですが、主にそのエンターテインメント事業部門があえなくディズニーに買収され、「21世紀フォックス」は残った事業(フォックス放送など)で「FOXコーポレーション」と名を変えて現在に至っているのである。。。
「20世紀フォックス」から「20世紀スタジオ」へ。あのファンファーレは・・・
なんかよくわかりませんが、とりあえずディズニーがしゃしゃり出てきて「20世紀フォックス」の名前をなくしたという事です。なんてことをしてくれるんだ。ねずみよ。ただ、「20世紀スタジオ」へ社名変更後もあのファンファーレは存続しているらしい。。。それだけが唯一の救いである。
そしてこの社名変更は2020年1月に行われた為、今回の『アンダーウォーター』(2020年1月公開)が「20世紀フォックス」の名前を冠しての最後の配給作品となってしまったようだ。これはびっくり。
とまあそんな記念すべき、かどうかはわからないが、「20世紀フォックス」から「20世紀スタジオ」への節目となる作品が今回の『アンダーウォーター』だ。さあ、こうした業界の背景も知りつつ映画の歴史に思いを馳せながらポップコーンボリボリ食べながら観て下さいな。息が詰まる展開なのでポップコーンを喉に詰まらせないようにして下さいな。んがんんっ。
『アンダーウォーター』の概要&評判&みどころ
『アンダーウォーター』の概要
『アンダーウォーター』2020年アメリカ 95分
2020年1月10日アメリカ公開 日本劇場未公開 監督 ウィリアム・ユーバンク
出演:クリステン・スチュワート、ヴァンサン・カッセル、T・J・ミラー、ジェシカ・ヘンウィック他
配給:20世紀フォックス
『アンダーウォーター』監督はウィリアム・ユーバンク
この『アンダーウォーター』の監督はこれが長編3作目となるウィリアム・ユーバンク。『シグナル』(2015)が評価を得て、クリステン・スチュワートも気に入っていたことから、出演につながった模様。
長編3作目とはまったく思えないくらい冒頭からスタイリッシュな映像、演出連発で、深海の閉塞感、水の迫る恐怖を見事なまでに描き出している。観ていて苦しくなる事間違いなし。今後も注目の監督となりそうだ。私も『シグナル』は未見なのでチェックしたいと思う。
『アンダーウォーター』の口コミ、評判は?
日本では劇場未公開ながら、9月から配信されたこともあり、最新作としてかなり話題になっている『アンダーウォーター』ですが、その口コミや評判はどんなものなのでしょうか。ここにその一部をご紹介しましょう。
まずは動画サイトでの評価はこんな感じ。
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amazonプライム |
そして、映画口コミサイトの評価は、
Filmarks | 3.4 |
映画.com | 3.3 |
まずまずの評価と言えそうですな!では、実際の口コミはどんな感じでしょうか。。。
2020.9.12 oumagatetsuさん
「深海版エイリアン×ゼロ・グラビティ
しっかり作れば王道でも面白い、良い例だと思います」2020.9.12 とわんごさん
「ストーリーが殆どなかったのが…
導入をもっと丁寧にして欲しかった
設定と美術は良かった!
深海は好き」2020.9.12 なおちゃんちゃん先生さん
「シチュエーション的には『ディープ・ブルー』や『MEG』系ではあるけど
どちらかというと『ライフ』とか『ゼロ・グラビティ』に近い印象
視界が限られた極限状態で未知の存在に怯えたり1人でどう生き残るか思考を巡らせたり一歩間違えるとすごくチープな仕上がりになってしまいそうなところだけど
クオリティの高い映像とクリステン・スチュアートをはじめとするキャスト陣の演技で最高の仕上がりになってるクリステン・スチュアートの出てる映画を見たのがとても久しぶりで
こんなにも力強く説得力のある演技ができる役者なんだと改めて感動しました
めちゃくちゃかっこいい」
(引用元:Filmarks)
『アンダーウォーター』のあらすじとみどころ
あらすじ
マリアナ海溝の水深10,000m以下で資源探査を行う企業の従業員であるノラは、最深部に建設された施設で生活を送る日々。ある日いつものように歯磨きをして寝ようとしていると、突然巨大地震が発生。海水が損傷を受けた施設内に浸入し、あたり一面に水が溢れ出し、突如として施設内は大パニックに。必死に逃げるノラたち。
なんとか緊急避難先へ向かうも、生き残った人間もまばら。そして通信も遮断されている状態でいつ施設が崩壊するかもわからない。キャプテンのルシアンはここにいても仕方がない、皆で近くの施設まで歩いて脱出しようと呼びかけ、恐怖と不安を感じながらもキャプテンの呼びかけに一同応じる事となる。
皆で施設から脱出しようとするも、あまりにも強い水圧で仲間の一人が押しつぶされて命を落としてしまう。それでも勇気を振り絞って深海を進んでいくノラたち。巨大地震の影響もあり、様々な難関が立ちはだかる。だが、それだけではない。巨大地震は、決して起こしてはいけない深海に棲息する未知の生物をも起こしてしまったのだ。。。一人、また一人と未知の生物に襲われていく・・・ノラたちの運命はいかに!!??
キュアコロナのオススメ度
3.5
クリステン・スチュワートがとにかくかっこいい!映像もなかなかだが、目新しさは・・・


人生は映画です。
キュアコロナ