あす、キュアコロナです。
今回はときめきメモリアルラーメンのコーナー。
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自称麺タリストを名乗っています。独身時代は仕事の傍ら北海道内のラーメン食べ歩きもしており、雑誌に載っているような北海道内のラーメン店は大方訪問しています。数年に亘り年間150~200杯くらいのご対麺歴があります。
ブタキング。二郎インスパイア。北海道の先駆者。
さあ、今回ご紹介するのは北海道、札幌市にある二郎インスパイア系の先駆けと言われる、
『ブタキング』である。
なにやらとてつもなくインパクトのある名前だが、その名の通り豚骨を使っているラーメンだ。
そしてもはや有名すぎるので『ラーメン二郎』を今更説明するまでもないとは思うが、ヤサイニンニクマシマシとか魔法のような言葉を注文の時に唱えるというあの二郎に似たコンセプトや見た目のラーメンを二郎系とか二郎インスパイアとかよく言っているな。一体誰が名付けたのだろう。。。
北海道においてはこの二郎系のお店というのは地理的な問題と、『ラーメン二郎』の店舗自体がなかったこともあり、実は一昔前までは存在していなかった。(ラーメン二郎札幌店は2013年にオープン)
そんな中、この『ブタキング』、オープン日は2010年、そう、まだ本家『ラーメン二郎』すら北海道にオープンしていない時に、突如として現れた。
目次
ブタキング。紅い彗星の豚。驚愕の大行列。
オープンした場所は、『ブタキング』ができる前も何店舗もラーメン屋が入っていたところ。いわゆる「居抜き」ってやつですね。場所的には札幌のメイン通りである環状通沿いにあり、立地は決して悪くないのだが、店舗の建物自体は古く、どのラーメン屋もあまり繁盛している感じではなく、2年毎くらいに店名が変わっていたような。。。
そんな場所にオープンした『ブタキング』とりあえずよく通る道だったので、またラーメン屋か、、、看板のデザインもセンスもないししかも笑っちゃうくらい変てこな名前だぜ。。。こりゃあもって3ヶ月ってとこか・・・という印象しかなかった。
だがしかし、、、この『ブタキング』それまでその場所でオープンしたお店とは違っていたようで、、、
ラーメン屋の口コミってすごいもんがあります。いつの間にか『ブタキング』に長蛇の列が!!!!!
その頃には私の耳にも『ブタキング』がすごい、という噂は伝わってきていたのだが、何がどうすごいのかもあまりわかっていなかった。というか『ラーメン二郎』という存在も北海道人にとっては遠い星のできごとであり、予備知識も特段持っていなかったくらいのレベル。私も実際この目で見るまでたかをくくっていたわけでありますが。実際店の前を通ってみると、ものすごい行列が。。。
札幌ではラーメン屋に限らず、お店で並ぶって事自体あまりスタンダードではないというか。やはり人口密度もたいした事ありませんので、東京のように人がうじゃうじゃいないのです。たかが知れています。それがあろうことか、あんなボロくて小さな店で狼が息を吹きかけたら今にも吹っ飛びそうな3匹のこぶたテイストのわらのラーメン屋(失礼)にこれでもかというくらいの人、人、人、、、、すぐ隣にマクドナルドがあるんですが、いやいや君たち行くお店間違ってるんじゃないの?と思いましたけど。ハッピーセットは隣だよーって。
ちなみにこの『ブタキング』の店主はこの店のオープン前にもラーメン屋をやっていたようで、同じく札幌市内で『らもみ』という店名で営業していたようです。私はその当時はそちらのお店の存在は知らなかったのですが、どうやら醤油豚骨ラーメン専門店という営業スタイルだったようです(系統的には家系っぽい感じか)。『ブタキング』は味噌専門ですからね。。。ちょっと意外です。。。
宅麺.comより 飲食店で並ぶなど札幌ではあまり考えられませんが。。。
ブタキング。北海道における二郎系若頭筆頭。
さあこの『ブタキング』ですが、オープンからずーっと混んでおり、一気に大ブームとなりました。雑誌等でももちろん特集が組まれるわけです。そうして「二郎系」、「二郎インスパイア」なるワードが北海道、特に札幌においてはトレンドとなって、その後の札幌ラーメン界の状況すら変えてしまったという。。
なぜここまで『ブタキング』が人気になったのでしょうか。単なる爆盛り系の店ならば、以前からたくさんありました。しかしこの『ブタキング』は、単なるラーメンではない「二郎」というジャンルを北海道民に分かり易く紹介したのです。『ブタキング』は単なる「二郎」のモノマネではなかった。北海道、札幌の味噌とジャンルとしての「二郎」をハイレベルに融合。
ラーメンがくるまでの気持ちの高ぶり、ワクワク、ドキドキ感。はたしてどれぐらい煮込めばこのような香りになるのかというほどの店内に漂う豚骨スープの重厚なる香り。そしてラーメンが到着した時のその圧倒的な存在感への畏怖。無言でただひたすらに食べ進み、箸を深く、深く突き進む。うどんのような極太の麺を一思いに掴み、一気に体内へ流し込む。そっと触れるだけでとろけるほどの極上の肉厚チャーシュー。幾度となく挫折しそうになりながらも、決して歩みを止めず、最後、山頂へ到達した時、辺り一面目の前に広がる雄大な景色のごとく、選ばれし者にしか見る事が許されない丼の底にはっきりと映る荘厳な景色を自らの水晶体を通して網膜そのすべてで認識する事になる。
これが『ブタキング』の五感をフルに使ったエンターテインメント、否、麺ターテインメント、である。
そう、お客は食べに来ていたのではない。体験をしに来ていたのだ。
ブタキング。本物のお店の味を宅配にて頂く。
さあ、そんな『ブタキング』ですが、残念な事に当時の撮影画像が見当たらなかったので、こちらのサイトの画像をお借りします。ラーメン好きな私もそのシステムにぐぅの音も出ないという、「宅麺」のラーメン宅配システム!!!
おなかはぐぅぐぅ鳴りまくりなのだが。見るだけで幸せ度がマシマシになります。
ああ、私のラーメン画像より100倍以上綺麗です。。。
これが『ブタキング』のラーメンです!!「豚増し味噌らーめん」極上の肉厚チャーシューと角切りチャーシューの山、もやしとキャベツ、そして刻みニンニク。極太麺。これらすべてが熟成された味噌スープに絡まる事でまさにキング・オブ・ブタの味わい。よだれが出ます。
そして、実は今回、私が実際に宅麺.comから『ブタキング』の「豚増し味噌らーめん」を注文し、自宅で作ってみました!!
その画像ならありまっせ。。。という事で。
宅麺.comの宅配システムは超画期的。
さて、宅麺.comというサイトがあるのを皆さんご存知だろうか?サイトの存在は私も最近知ったのだが、ここは単なる通販サイトなんかでは決してない。必ずやラーメン通を唸らせるシステムがあるのだ。こういった通販系で思うであろうユーザー側の要望というか願望としてほぼ間違いなく、お店の味に近いものがいい。というのがある。コンビニのカップラーメンなんかでも有名店監修を謳っている商品などもあるが、じゃあ味のクオリティはどうなの?お店のものと同一なの?となると大抵の場合そうではないわけだ。でもまあ値段も手ごろだし雰囲気だけなんとなく似てればまあいいかな、となったりする。
この宅麺.comのすごいところはまさにこの部分について、ほぼ100%要望に沿えるであろうシステムを備えているという事だ!!
即ち、お店で作ったスープ、具材、麺全てを冷凍にして自宅までお届けするのだ!!これには驚愕しましたね。
では北海道、札幌市の二郎インスパイアの人気店、『ブタキング』のラーメンを作り、そして食す!!
ブタキング。トッピングも用意。麺職人なう。
9月某日、我が家にクール便が届いた。待ちに待ったあれだ。そして休日のランチに計画を実行に移すこととなった。
今日ばかりは私が厨房を取り仕切るよ。ふふふふふ。
もちろん冷凍でカチコチになっています。もうよだれが出てきます。
開けるとこれが入っています。作り方、麺、冷凍スープ(チャーシューの具材入り)オススメトッピングの項目に、茹でキャベツ、茹でもやし、刻みニンニクとあります。無論必要でしょう。これがなければ魅力もおいしさも半減してしまいますからな。
という事であらかじめ用意しておいたトッピング用具材!キャベツ1/2、もやし、にんにくであります!
きゃべつは程よい大きさに切り、もやしはひげを処理した後なべに投入し茹でます!!この時点から茹で野菜のいい香りがだんだん漂ってくる!!なんかラーメン屋さんの匂いがしまっせ!!!
にんにくは水かぬるま湯で戻しておくと風味豊かな状態になるので、これもやっておきましょう!明日仕事だけどなんとかなる!ニンニクパワー全開!!
スープと麺用に鍋を用意!!麺用には大きな鍋をチョイス!!できるだけ大きな鍋を使うのがポイント!!
水を入れ、沸騰したら冷凍スープを袋ごと投入!!!このまま15分ほど。そして終了5分ほど前に麺投入準備をします。
さあ麺も投入です。ほぐしながら5分ほど茹でます。ここで麺が回転するようになってくればいい感じ。鍋にくっつかないように気をつけよう。
いい感じに茹で上がったら湯切タイム!!!!渾身の力で精一杯湯切を!腕の見せ所です。
さあ、そしてスープも熱々になったらいいでしょう。開封して丼に注ぎます。おお、チャーシューも結構入っていますね!!
そしてここで私は1つミスを犯しました。それはこの丼です。このあと盛りつけをして食べていくのですが、野菜の量が多いので、キャベツ、もやしの水分がなかなか多く、少しスープやチャーシューがぬるくなってしまうという事態が発生しました。水分を出し切るのはなかなか難しいのですが、丼を温めておく事で、変化も緩やかにできた気がします。なので、スープを注ぐまで、熱湯を丼に入れて温めておくのが良いかと思いますね。
麺投入!ごー麺なさいよう、ごー麺なさいよう!この麺、やはり太い。。。。極太の輪ゴムよりも太い。。。
野菜をどどんと!!!!マシマシ!!あ、チャーシューが埋もれてしまったと119番通報いや、溺れたから118?か。。。
掘り起こしてみたものの全員は救えず。。。本当はもっとチャーシューありましたのでご心配なく。。。
盛り付け時に注意ですね!!チャーシューは野菜盛り付け時にはどこかに移しておく!!!
勢い良すぎて少しピンボケですが、やはり相当のボリューム。麺は240g入っていました。一人では食べれなくはないけどちょっときついので、家族で分けて食べました。いやー本物の『ブタキング』が自宅で食べられるなんて。わざわざ食べに300キロ走れません。。
家族で取り分けたあと。それでもまだ普通のラーメンのサイズ感です。。。一人分になったので、ニンニクチップを追加投入!!!どうやら入れすぎたようです。。。最後の方ニンニクだらけ。ちなみに味噌専門なので、味は味噌しかありません。潔くていいですね。
まとめ
さあ、いかがだったろうか。札幌で爆発的な人気を呼んだ『ブタキング』。セカンドブランド店なども展開されたり、なかなか興味深い。ラーメン業界の流れというものは本当に面白いものだ。そして今回自宅にいながらにして、『ブタキング』を久しぶりに味わう事ができて私も非常に満足している。それを実現してくれたこの宅麺.comは全国の有名店のラーメンを、ユーザーのご自宅にお届けする本当に活気的なシステムだと思う。
このシステムを利用してもっともっと全国のラーメン店を制覇してもよいだろう。
もし在庫がなしになっていたら、入荷待ちで登録しておけば入荷され次第注文が可能となっている。日々在庫状況は変わってくるが、毎回チェックする必要もなく大変楽なので、利用してみて欲しい。
私は北海道の魅力を広くお伝えする為に、できるだけ北海道にこだわってこれからも紹介していくつもりだ。
ざっと見た限りでは北海道のお店がまだそこまで多くなさそうな印象なので、今後もっと増えてくれればよいと願ってやまない。
私の夢は丼よりも深いのだ。
↑クリックでブタキングを注文する!
↓リーズナブルな袋麺もありますよ!!
麺タリスト
キュアコロナ