あす、キュアコロナです。
今回はドラマ『24 JAPAN』#2 01:00A.M.-02:00A.M. だ。
むーびー・あわーど
自称デパルマニア(ブライアン・デ・パルマ監督愛好家)を名乗っています。ブライアン・デ・パルマ監督作品で市販化されているものは日本未発売等含め全て持っています。学生時代から映画にハマり、余りにも好きすぎて映画館でアルバイトをしていました。バイトの特権で映画観放題の毎日プラス、レンタルビデオ屋通いで年間300本以上鑑賞。映画三昧でした。ほとんど観るのは洋画。会社員にも関わらず2019年は久々に観まくって年間423本という記録。好きなジャンルはサスペンス、ホラー、アクション系。ドラマは経験不足は否めないが『24』シリーズは全て観た。無類の『ビバヒル』好きである。
目次
『24 JAPAN』第2話も本家がベース。
日米『24』を同時に観るという暴挙に。
さて、注目された第1話の放送が終わって世間の反応は様々でした。概ね良好、と言いたい所だったが評判はどちらかというと良くなかった印象だ。私個人としても、やはりスケールの小ささというか、なんかセットの作りや演出のチープさがどうにも気になったり、感情移入しづらい俳優陣のうさんくさい演技面だったり、ちょっと引っかかる部分はあった。
まあツッコミどころは多々あったものの全体的にはまあそれなりの評価を与えたいかな、と。
そして自分的には本家の方が気になってしまって、再度本家『24』の1話から観直しをしてみる事に。『24 JAPAN』は本家『24』シーズン1のストーリーに忠実に作られているという事だったので、観比べてみるのも面白そうだったからである。
すると、この観比べ視聴法。これがなかなか面白いではないか。何度か観直したが、本家と日本版を同時に再生するのも面白かった。合わせて48時間である。エディ・マーフィの出番だ。あれ、お呼びでない?
そして改めて観直してみると、確かに本家のプロットに沿って進んでいるのがわかった。出てくるキャラクターやシチュエーションまでほとんど同じだった。自由度が少ない。。。
そして思ったのは、結構『24 JAPAN』の口コミではスケールがどうだとか序盤の飛行機爆破がショボいとか製作費の部分でどうしても日本版が劣るのは間違いない、間違いないのであるが、そうした批判があったあとに本家『24』の飛行機爆破シーンを観てみるとそこに関しては実は絵的に大して変わらなかった、というのを発見。
私も本家は全シーズンを観ているので、特に後半シーズンのど派手なアクション等が印象に残っている。そしてその印象のまま『24 JAPAN』を観ると、スケールが小さい!という感想にしかならないと思う。
しかし本家『24』もシーズン1に関してはおとなしめ!?だったんじゃないか、という事だ。ただ、アクションのキレだとか緊迫感、役者の演技等『24 JAPAN』がショボく感じられる要素はたくさんある。
私が言いたいのは、スケールに関しては日本なんだからしょうがないよね。という事。
それ以外の部分を日本版ではがんばってもらいたいところ。
日米『24』はほぼ同じシチュエーションで進むが・・・
今回なんとなく本家『24』と『24 JAPAN』をamazonプライムビデオとAbemaTVで同時再生してみましたが、第1話同様ほぼほぼ同じシチュエーション、セリフも大体同じ言い回し、という事がわかった。
ただ、実際の本編の時間が本家『24』の方が10分近く短かった。だんだんずれていった感じ。それが何を意味するかというと、『24 JAPAN』の方で多少なりとも本家にはないシーンもあったような感じですが、それ以上に感じた事は、テンポの違い、でしょうか。
『24 JAPAN』にはアクションシーンとかでもそうですがスピード感がやや足りないのかな、という風に思いましたね。緊迫感も足りない。その辺の部分は演技力とかも関わってきますからな、、、本部長・・・上州・・・
『24 JAPAN』と本家『24』でここが違った!
キム・・・
さて、同時視聴もしくは改めて本家を観直してみた事で、両者の違いや同じような部分がわかったりしたわけだが、思い出す範囲で両者の違いを挙げてみる事としよう。あんまり細かい部分には言及はしない。覚えてないし。
まずは、これは当然第1話からそうなのだが、主人公の娘役である。本家『24』ではジャック・バウアーの娘をめちゃくちゃかわいいエリシャ・カスバートが演じていたのである。非常にグラマラスな美女である。
それが『24 JAPAN』では見る影もな・・・相当ジャパナイズされております。。。私はキム見たさに『24』を観ていたのに。。。
『24 JAPAN』で主人公、獅堂の娘を演じるのは桜田ひよりさん。良く知らないがエリシャ・カスバートと比べるとあまりにも幼すぎて。。。あとストーリー的に仕方ない部分はあるかもしれないが、演技というより終始ギャーギャーわめいているだけの印象で、同時再生しているとそれが特に気になった。
娘の逃亡劇に関しては相手の男達もまあいまどきと言うのかなんか怒鳴っとけばいいのかなーという感じですね。
娘の性格的な部分としては、その幼さもあってすごくいい子ちゃんとして描かれている感じ。AbemaTVでは特典として、物語の前後のミニエピソードも観る事ができるのだが、その中でタイプの違う今回の友人役“すず”との出会いなんかも描かれている。本家のエリシャ・カスバートは割とクラブ通いもしそうなタイプとして描かれています。日本版にはないキスシーンもありますし。という事でペケポン。
『24 JAPAN』ではショッキングなシーンはカット
はい、続いてこれは日本仕様だからなのでしょうか。劇中、主人公の獅堂が本部長と共に行動中、敵に襲われるシーンがあります。少しでも油断すると敵はおろか、眠気に襲われそうなアクションシーンの後、倒した敵の身元を調べるのに写真とかでデータベースに照会かけているようなシーンがある。
本家『24』ではジャック・バウアーはとりあえず倒した敵から指紋を採取します。指ごと(笑)。そして乗用車の端末で指紋を読み取って解析にまわしていました。グロ描写ということでNGになってしまったのでしょうな。
本部長の部下役の三上ってのもうさんくさい空回り気味の演技はちょっと頂けない感じでしたね。誰だか知りませんが。ただ、これは本家『24』の役者もたいした事なかったので、忠実・・・?か?
そこはおいといて、指詰めは日本の文化なのに(笑)、わざわざそれを捨てるとは。。。物語を忠実に再現するんじゃあなかったのかよ!という事でこれまたペケポン。
本部長が信頼したただ一人の女。あなたは誰?
さて第2話の中で割と重要なキャラとして頻繁に出てくるのが、朝倉あきさん演じる、暗号解析係の明智菫(あけちすみれ)である。
郷中本部長が当初獅堂に対して、CTU職員に誰一人信用できるものはいない!お前一人でこい!と言っておきながら、死の間際には、明智菫だけは信用できる!とのたまっておりました。気がする。
第2話ではCTU内の内通者を探し出すミッションが描かれており、その証拠となるカードキーの分析を獅堂から任されたのが明智菫であった。なんか雰囲気的には若干根暗なオタクッぽい感じがするのですが、なんか見れば見るほどかわいく見えてきます。。。
元々栗山千明さん演じる水石伊月がたまらんなぁと思っていたのだが、朝倉あきさんもいいじゃあありませんか!!
獅堂にガンガンタメ口利くんですけどそんなに嫌味もない。けどいいのか?上司にむかって。。。
この明智菫が獅堂から受け取ったカードキーを使って情報を探り出します。果たしてスパイを行っていた人物は誰なのか??
というのも気になる所なのですが、劇中で彼女が子持ちだという事がわかり、そっちの方が気になってしまった私。。。
そしてこの明智菫は本家『24』で言う所の誰なのでしょう。当初は日本でも人気の高いクロエ・オブライエン役ではという話もちらほら見聞きしたが、クロエはシーズン1ではまだ登場していませんでした。本家『24』を同時視聴した所、明智菫と同じ役回りでいたのが、ジェイミー・ファレルという情報分析官でした。
私も観直すまで全然覚えていなかったが、いたなぁこんな人。という感想。セリフなんかも本家『24』とほぼ一緒なので間違いないでしょう。内通者を探し出す為にジャックを助ける役目を果たしていますぜ。
ただ、私個人的には一応役としてはこのジェイミーに当てはまるわけですが、明智菫の性格的にクロエの性格にも通ずる部分があると思うので、この辺はもしかしたらミックスしているような感じかもしれませんな。クロエが登場するのはシーズン3からなのですが、『24 JAPAN』がシーズン3まであるとは思えない。。。ので。。。
『24 JAPAN』#2 01:00A.M.-02:00A.M. 口コミと評判
では、第2話終了時点での口コミを紹介しよう。初回の口コミは良くなかっただけに、挽回なるか。
2020.10.17 df*****さん
「本家も絶大な自信を持っているだろうから、リメイクに当たって多大な制約を受けたのだろう。それをただ受け入れるだけでは本家を超えることは絶対にできず、チープ感が出るのは必然。24時間ぶっ続けで放映するなど、制約の範囲でありながら、本家に、日本人はなんてクレイジーなんだ!と言わせるくらいの提案はできなかったのだろうか。本家にリメイクの許しを乞うのではなく、協力したい!と本家に思わせるくらいの気迫がなければ、リメイクしてもチープ感は拭えないと思う。」
2020.10.17 mat*****さん
「古いドラマだし、気にせず気楽に楽しめた。」
2020.10.17 out*****さん
「エンジンが徐々に暖まってきてる感じがします。長丁場なので、途中参戦するキャスティングにも注目してます。
栗山千明さん。『六番目の小夜子』『キル・ビル』といった、日本人では珍しくカリスマ性の高い役柄を演じられる女優さん。最近は、キレイキレイで卒の無い役柄が多い気がします。この作品では本領発揮が期待できそう。唐沢さんと共演する女優さんは、どんなドラマ作品でもそうですが遠慮しないで思いっきりぶつかっていく感じがして、見ていて面白い。
登場人物の関係性がどう変化し、どう発展していくか期待してます。
マルチ画面の演出も、目に馴染んできて楽しめてます。」
口コミ評価は相変わらず厳しいものが多い印象です。ただその中でも楽しんでいる人も多少なりともいるようです。本家『24』を観た事がないという人の方が楽しめているようですね。
やはりオリジナル版と同じストーリーというのがこれだけ時間も経っている中で今更感が否めない部分もあり、本家『24』鑑賞済み者からはあまり支持されていないようですね。それを踏まえた上で、とりあえず本家も観てみましょう。同時視聴もオススメです。
では続いて第2話である【01:00A.M.-02:00A.M.】のあらすじと(つっこ)みどころ。
『24 JAPAN』#2 01:00A.M.-02:00A.M.あらすじと(つっこ)みどころ
『24 JAPAN』#2 01:00A.M.-02:00A.M.あらすじ
あらすじ
東京行きの旅客機が突然消息を絶った事件。獅堂はこの事件が日本初の女性総理候補暗殺計画に関連があるとみて極秘に捜査を開始する。CTU本部長の郷中は暗殺計画の重要証拠を押さえた部下と合流する。手渡されたカードキーには今回の女性総理候補暗殺計画に関わる膨大なデータが記録されているという。しかしそこで郷中と部下は、敵からの銃撃を受ける。連絡を受けた獅堂はすぐに現場へ急行するが・・・
その頃獅堂の娘の美有はいまだに帰ることができずにいた。獅堂の妻も必至に探し出そうとするが、状況は好転しなかった。
また、女性総理候補である朝倉麗は秘書や家族の元から忽然と姿を消してしまう。。。SPも駆けつけ一騒ぎとなるが。。
物語が徐々に動き始める中、カードキーにはある重要な手がかりが。。。果たして裏切り者とは一体誰なのか!?
『24 JAPAN』#2 01:00A.M.-02:00A.M.(つっこ)みどころ
感想
3
第2話も緊迫感はあまりありませんでした。全員ではないですが、演技力のない人がちらほら。。おおげさだったりセリフ棒読みだったり。そういうのは観ている側がしらけてしまう要因。物語も本家より放送時間が長い分、間延び感がある。割とゆったりとしたペースで進んでいるので、後半に向けてもっと緊張感を高めていく必要がありそうです。本家と同時視聴は結構おもしろかったので、おすすめです。
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もちろん字幕版、吹き替え版両方ある。吹き替え版の小山力也さんがやっぱりしっくりくるなぁ。。。
私的にはジャッキー・チェン映画と『24』は吹き替えがいいかな、、、と。
お好きな方で楽しんでくれたまえよっ。
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キュアコロナ