あす、キュアコロナです。
今回は、スーパーホワイトについてのお話。
40代男性
今までローンとか組んだ事なかったんだけど、子供の教育費で結構お金がかかるからローン組んでみようと思ったら審査に通らない。。。別に自己破産とかもしてないんだけど!なぜ??
目次
スーパーホワイトとは一体何か。ローン審査に通らないワケ。
そもそもスーパーホワイトって?何が白いの?
スーパーホワイト、これは金融業界の用語になります。通常、ローンやクレジットカードなどの後払い決済の仕組みを利用する場合、その支払履歴がCICなどの信用情報機関に記録され、個人の信用情報が保存される事となります。この情報は基本的に終了から5年間は保存されることになり、何らかの支払があればどんどんその情報は蓄積されて、本人の借り入れ等の申込時に、金融機関が申込者の信用情報を照会し、与信判断の参考にしたりします。金融業界では、理由は色々ありますが、この信用情報のデータが何も出てこない人の事をホワイトとか、スーパーホワイトと言ったりしています。
ホワイトになる代表的なものが2つあり、1つは生まれてこの方クレジットカードやローン等利用した事もない現金主義者の方。こうした方はそもそも信用情報機関のデータに記録されるような借り入れ行為を行っていないので、信用情報機関には情報がありません。こうした特に何かやらかしてしまったわけでもなく、いい人(ブラックではなく)で情報が全くない方の事をスーパーホワイトと呼んでいます。もう1つは自己破産や金融事故等によってブラックリスト入り(金融事故=異動情報ありとして信用情報に記録される)した後、一定の期間がたち、その情報が消えてしまい、他何も信用情報が出てこないようなケース。当然ブラックの情報がある間は、基本的にどこの金融機関でも通常のローンやクレジットカード、カードローンなどの借り入れ等をする事は非常に難しいので、信用情報が記録される事はありません。全く何も出てこない場合この2つは同じように見えますので、審査的にはとてもリスクあり、と判断される事となるでしょう。
スーパーホワイトは透明人間!?果たしてそこにいるのかいないのか。。。
かたや堅実を絵に描いたような人間、真面目で無借金経営の現金主義者A、かたや借金まみれでボロボロ、金融事故を起こしてローンが組めない状況のB。2人とも信用情報なし。いくらどう理由を説明されようが、この2人は信用情報なしという、同じグループで見られてしまいます。ローンを組んだりカードを作る際には本人確認というものが必須です。
信用情報にはたとえば契約の際の本人の属性情報(名前、住所、生年月日、勤務先など)や運転免許証番号が記載されていたりしますが、金融機関が信用情報を照会した際に何も一致する情報が出てこないホワイト状態であれば、本人確認をしたという証明が過去何もない事になります(何かの申込履歴があって実際の支払履歴等はないが、本人確認のみされているという場合もある)。
つまり、信用情報的には、本人が本当にこの世に実在している人間なのか、という事すらわからない状況、という事なのです。これじゃあ完全に透明人間じゃありませんか。まあ申し込み時には都度本人確認をするので、当然実在しているのは間違いないと思いますけどね。。。
このような状況であればお金を貸す以前の問題になってしまいます。借り入れ返済の実績も何もなく、本人が実在しているかどうかさえ今まで記録がないとなると、スーパーホワイトの審査というのが大変厳しいものになるという事がわかるでしょう。
現金主義者のAタイプの人とかだと、自分にはまったく非がなく、また借り入れというものの仕組みとかが分かっていない方が多いので、審査に通らなかったりすると、結構クレームを入れてきたりします。困りますね。まああなたが悪いわけじゃあないんですけどね。お勤めご苦労様です。ブラック明けのBタイプの方だと、逆に話がスムーズかもしれませんね。こちらの方もお勤めご苦労様ですね。
何せ人って自分のことは自分が一番よくわかっているでしょうから。ローン申込時などにこういったのが如実に現れたりするので人間って結構面白いです。ローン通らない人ほどすごく物分かりがいいです。あと、販売店をごまかすのが下手糞ですね。そして大体ローン申込時に言う事なんてあてになりません。本人が言う情報と、実際に照会した信用情報。どちらが信用に値すると思いますか?聞くまでもないですね。
本人は、「ちゃんと払ってるよ。」(、毎月遅れてるけど。)←これを言わない。
言ったとしても、「あー何年か前に2、3回遅れた事あったかも。」(、いや、10回以上遅れていたわ。)←言わない。
こういうパターンがほとんどです。言ってる事全然違うじゃん!!て。人間不信になりますよ(笑)。
遅れていたとしても、今払っているから問題ないだろう、と考える人が非常に多いのです。
これは完全にダメな論理です。約定通りに支払わなければ絶対にマイナスで見られます。約定どおり払うのが〔当たり前〕なんですから。支払を軽く考えている人が多いので、こういう場合は次にローンを組もうと思ったときにかなり苦労するかもしれません。
ローン審査に通る為にしなければならない事。
ホワイトかどうかを確かめる方法。
では、ローン審査に通るには一体どうしたら?この先一生ローンは無理なのか?まだ方法はあります。なので安心してください。
それから、ローンやカード系の審査に通らなかったとして、果たして自分がホワイトなのかどうなのか、というところも一体どうすればわかるのでしょうか。完全なる現金主義者の方でカードの1枚も持った事がないという人であれば、自分はスーパーホワイトだ、という事はわかるでしょう。それ以外の人の場合、実際どうなんだろうと気になる人も多いかと思います。
そうした時には、自分で信用情報機関に対し、個人信用情報の開示請求、というのをしてみましょう!通常の金融機関で代表的なものとしてはCIC、JICC、KSCなどの信用情報機関があります。中でも、元々私がいたローン会社ではCICを利用していて、大方の大手信販会社、ローン会社、消費者金融などはCICの会員となっていますので、CICに開示請求でまず間違いないかと思われます。ちなみにJICCも似た構成ですが、大手で一部非会員だったりします。KSCは銀行系が主流です。
上記の信用情報機関に情報開示請求を行えば、自身の登録されている信用情報を教えてくれます。CICだと手数料は1,000円くらいです。これはネットもしくは郵送で申込をする事ができます。もちろんネットのほうが開示は早いです。
開示された信用情報の見方は、別記事で少し解説をしていますので、宜しければご覧下さい。
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CICの見方。ローン組める人、組めない人。
あす、キュアコロナです。 今回のテーマは、CIC。 たなV(たなう゛ぃー) ...
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コツコツと借り入れ実績を積み上げる⇒通常ローンに通る可能性が高まる。
情報開示請求によって自分がホワイトかどうかがわかります。もし仮にホワイトであれば、あなたはこの世に存在していない状態なので、これから世界に向けてその存在をアピールしなければなりません。じゃあ、一体どうしたらいいのでしょうか。
step
1ツイートする。つぶやくのもいいでしょう。
step
2インスタする。映えてください。
step
3TikTokする。踊ってもよし。
step
4アメブロする。ペタなくなるよ。
step
5mixiする。今からか。。。あしあとないよ。
どれも甲乙つけがたく、いいのですが、ホワイトから脱却する場合もう
少しいい手があります。それは、なるべく小さなことからコツコツと支払いの実績を積み上げていく事です。どういう事かと言うと、今現在何も情報がないのであれば、情報が記録されるような行動をするのです。つまり、借り入れを行う。と言う事です。ちょ、待てよ。←キュアタク。
そもそも借り入れができないから困ってるんだよ、と。確かにそうです。ただ、借り入れの与信審査というものは前述のとおり、信用情報機関に申込者の個人情報を照会して信用情報を参考にして審査の可否を判断するというものです。なので、実際に審査可とするか、不可とするかは金融機関次第な所があるわけです。ホワイトは絶対ダメだ、という会社もあれば、本人の年齢、勤務先、不動産資産の有無、等によってOKと判断する会社もあるのです。基本的には年齢はいけばいくほど難しくなってきます。20代であればまだ借り入れがなくても納得できますが、40、50歳になってもなんにもない、という事であれば、何かあったのかな、という疑問につながってきます。なのでこの辺りの判断は人によっても変わってくるという事なのです。ですのでまず私がおすすめしたいのは、
step
1とりあえず少額でも借り入れできそうなクレジットカードを申し込む。
step
2クレカが難しければ、消費者金融系の契約もあり。
step
3もしくは携帯の分割契約を申し込んでみる。
step
4どうにか契約したらカード利用等で返済の実績を積み上げていく。少なくとも1年以上は欲しい。
step
5ある程度増やしていった段階で、大きめな買い物(電化製品、自動車ローン等)にチャレンジしてみる!
こういう事です。まずは割と審査が緩そうなカードや消費者金融系での返済実績を積み上げることにより、信用情報にそうした記録が為されるので、あとは継続。ホワイト状態であれば何かしらの契約を結ぶ事はまだ可能性がありますので、諦めずに頑張ってみてください。ただ、消費者金融系は区分表示が別になったりするので、通常のクレジットカードが作れるならそれに越した事はないです。金融機関によっては、消費者金融系で借り入れをしたりしているのを忌み嫌うところもなきにしもという感じなので。。。まあわからなくはないですが。。。今の世の中CMのイメージもあり、消費者金融で爽やかにお金をかりるっ!!て感じですからね。。。イメージ戦略って大事ですね。。。私の知り合いはかつて消費者金融でお金を借りて、期日までに返せないでいると、色々大変そうでした。。。汗
あとは外堀を固めるというか、いい会社に転職する、というのもアリだと思います。上場企業、公務員、団体職員、大手工場、などなど。。。審査に勤務先の情報は非常に影響を及ぼします。もし可能であればの話ですが。。。仮に転職できたなら、多少は勤続年数が欲しいので少しばかりおとなしくしているのがいいかもしれません。
ウルトラC級ワザ
もし、ホワイト状態で、車のローンを考えているならば、T社もしくはD社のディーラーのメーカーファイナンスで申し込んでみると、ゴリ押ししてくれるかも!!??
↑は気にしないで下さい。あくまで想像です。。。
まとめ
まとめ
・信用情報機関に信用情報が一切記録されていない状態をホワイトと言い。特に現金主義者等で一切借り入れした事のない場合、スーパーホワイトと呼ばれたりしている。この状態で審査に通るのはかなり難しい。
・自分がホワイトかどうかを確認する為には信用情報機関に情報開示請求するのが一番いい方法である。信用情報機関にはCIC、JICC、KSCなどがある。個人的なおすすめとしてはCICである。
・ホワイト状態であったなら、携帯の分割契約や審査の緩そうなクレジットカード、難しそうなら消費者金融系のカード等で申込をして、毎月の返済実績を積み上げていく。最低でも1年以上はこれを続けることにより、自身の信用というものが形づくられていく。いい会社に転職する、というのも審査的にはプラスポイントとなる。
・実績が積み上がってきたならば、大きめなローンなどに挑戦。うまく通ってきちんと返済を行えば、完全に信用実績は積みあがり、様々なローンを利用できるようになる可能性が高まる!
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CICの見方。ローン組める人、組めない人。
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