あす、キュアコロナです。
さて、今回は映画ブログらしいことをしてみようか。ようやく。
ブライアン・デ・パルマ。長いな。本名はもっと長かった気がする。
むーびー・あわーど
自称デパルマニア(ブライアン・デ・パルマ監督好き)を名乗っています。ブライアン・デ・パルマ監督作品は日本未発売等含め全て持っています。学生時代から映画にハマり、余りにも好きすぎて映画館でアルバイトをしていました。バイトの特権で映画観放題の毎日プラス、レンタルビデオ屋通いで年間300本以上鑑賞。映画三昧でした。ほとんど観るのは洋画。会社員にも関わらず2019年は久々に観まくって年間423本という記録。好きなジャンルはサスペンス、ホラー、アクション系。
目次
巨匠・・・ブライアン・デ・パルマとは。
はい、実のところ日本ではそこまで知っている人はもしかしたら少ないのかもしれない。いやきっと少ないだろう。
だって名前が長い。覚えずらい。キュアコロナが昔から敬愛している監督の一人である。
そしてこのブライアン・デ・パルマ監督はアルフレッド・ヒッチコック監督を敬愛してやまない。
かつてはヒッチコックの後継者とまで言われていたようだ。
多分監督名より作品名を言ったほうがわかりやすいだろう。一応ベルリン国際映画祭銀熊賞やヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞など受賞歴のある名監督なのだが。
代表作として、『アンタッチャブル』、『ミッション・インポッシブル』などがある。
『アンタッチャブル』はケビン・コスナー、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロ出演、
『ミッション・インポッシブル』はトム・クルーズ主演の大ヒット作。
両作とも世界的に超絶ヒットを記録してブライアン・デ・パルマの名声を不動のものにした。はずだった...
まあ監督についてはここで長々と述べても仕方がないので、はしょる。
別企画で、「ブライアン・デ・パルマと私」、みたいなものもやっていこう。
あまりにもマイナー過ぎて、ニッチな需要を掘り起こすどころか全く誰も期待しないだろう。
でも乞うご期待。私は一応ブライアン・デ・パルマの市販化されている映像作品は多分全て持っている(28作品くらいだったか。日本未発売含む)奇特な人間なのだ。
おそらく日本ではデ・パルマ作品を制覇している人間は数少ないだろう。
↑デ・パルマ監督の歴代作品が並ぶ。ロバート・デ・ニーロ映画初出演作品など超絶レアものもあり。
本当は左から製作年順に並べていたはずだったのだが、前作『パッション』が変な所にあるのが発覚した。
これは私のミスだ。申し訳なかとです。
そしてそんなデ・パルマ監督が、2012年の『パッション』から7年ぶりに撮ったのが今回の『ドミノ-復讐の咆哮-』である。
内容としては宗教テロをテーマとしたサスペンスアクションである。
『ドミノ-復讐の咆哮-』コロナ禍で日本公開・・・その結果は。。。超絶ロングラン!
日本では新型コロナが猛威を振るい始めた2020年2月14日(なんとバレンタインデー!)に公開するという暴挙に。
一体だれがコロナ禍のよりによってバレンタインデーに自爆テロを扱ったサスペンス映画を観に行くというのか。
ちなみにデ・パルマ監督はアメリカ人である。
一応ひっそりと全国公開はしていたのだが公開規模は小さく、私の住む北海道では残念ながら当初公開している映画館はなかったのだ。
しばらくたってから札幌のユナイテッドシネマだけが公開した。なので私の住んでいる北見の映画館、イオンシネマでは公開してくれず。。。とりあえずレンタル開始まで待たねばならないこととなった。
そしてコロナ禍で映画産業は大打撃を受けている状況の中、全国的に休館が相次ぐ事となる。
『ドミノ-復讐の咆哮-』が公開されてすぐにそんな事態となり、もちろん上映は一旦中止。
3月には『プリキュアシリーズ』の最新作を子供と観に行く予定だったがそれもあえなく延期。まあ当然ですな。
そうして中断期間を経て、上映再開。元々公開規模が小さく、地方とかでは時間差で公開が始まるってことが多かったようだ。
そんなこんなでずーっと全国各地で上映は続き、、、幸か不幸か異例のロングランとなる。
6月あたりまで劇場でやっていたんじゃなかろうか!?そう考えるとすごい。
普通なら2週間くらいでさっさと上映終了になってそうなもんだからな。。。
下手したらバレンタインデーに付き合ったカップルより続いていたかも知れない。。。
あ、ちなみにプリキュアシリーズ最新作は10月に公開が決定したみたいで。いまのところですが。。。
『ドミノ-復讐の咆哮-』8/12レンタル&DVD発売開始!
そうして8月12日にゲオで独占レンタル開始&DVD発売開始となったのでありま。
私はDVD予約するのをすっかり忘れていました。。。デ・パルマ作品は集めているので買うことは確定しています。
ただ、DVDがなぜか入手困難です(笑)取り寄せになってしまっており、なかなか発送の目処がたちません。え?
実はセル版生産してなかったとかいうオチ?そしてブルーレイが発売されません。え?
私の頭の中でクエスチョンマークのドミノ倒しがすごいですけど。。。
とりあえずゲオで借りてきました。独占レンタルってだけあって結構な本数が置いてあったんですよ。
そして割と回転よさげ。まあ出たばかりだしね。
あとゲオで独占ってのはそうなんですが、ネット動画はまた別のようでして、amazonプライムとU-NEXTでも視聴が可能のようでした。ちなみに私はどちらも加入しています!!のでわざわざ借りてくる必要はなかった。。。
入ってないよーって方はどちらも約1ヶ月の無料期間があるので入ってみたらお得です。
ただ、新作とかはほぼ見放題には含まれないので作品ごとに課金が必要だったり。
仕組みは2つそれぞれ違いますのでその辺の話はまた後日できれば。
料金的にはamazonプライムの方が安いです。1ヶ月あたり500円くらいだったかと。U-NEXTの場合は月2,000円位ですが、無料ポイントが毎月1200ポイント付くので、その分新作とかも観やすいという利点があります!
『ドミノー復讐の咆哮ー』復讐のドミノ倒し。久々のデ・パルマ節。
さあ、そして借りてきた猫、ではなくゲオ。
この『ドミノ-復讐の咆哮-』について概要を解説。
2019年デンマーク・フランス・イタリア・ベルギー・オランダ合作映画。89分。
ハリウッド製ではありません。事情があってデ・パルマ監督、アメリカで作品撮らせてもらえないのかもしれません。前作『パッション』も違いましたし。低予算ですががんばってはいます。ここ最近の世界での興行収入は目も当てられません。はっきり言って。。。
キャスト
- ニコライ・コスター・ワルドー・・・主人公のデンマーク市警刑事役。男前だが地味か。『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演。私は1話しか観ていませんでした。。。
- カリス・ファン・ハウテン・・・主人公の同僚の女性刑事役。ちょっと事情ありそうな。この人も『ゲーム・オブ・スローンズ』に出ています。あと『ブラックブック』など。結構有名映画に出演しているようです。オランダ女優。
- ガイ・ピアース・・・CIA捜査官役。イケメンのやり手風捜査官を演じている。『メメント』のアウトロー的なかっこよさも良いが、インテリ系もまた似合う。
あらすじ
デンマーク市警の刑事、クリスチャンは相棒のラースと共に事件現場に駆けつけ犯人を取り押さえるが、クリスチャンが拳銃を自宅に忘れてきていたせいで、ラースが重傷を負ってしまう事に。
クリスチャンは犯人を追い詰めるが屋根から転落、犯人は何者かに連れ去られ、クリスチャンは気を失ってしまう。
その後、女性刑事アレックスと共同で犯人の手がかりを追うクリスチャンだったが、犯人と国際テロ組織との関係が表面化、CIAも加わった四つ巴の危険な争いによって、多発テロの悲劇と復讐のドミノ倒しが始まる・・・・!!!!
見所など
- なんと言ってもデ・パルマ監督のカメラワーク!独特のカメラワークは映像を観ればすぐにわかる程だ。
- 緊迫のサスペンス!ヒッチコックを敬愛するデ・パルマ監督だからこその演出も。
- 地味ながらも男前な俳優陣、事件のカギを握る重要な役割を任される女性刑事役にも注目。
- 舞台は国際映画祭!?宗教テロを題材にデ・パルマがタブーに挑む!
- 犯人役には『ファム・ファタール』にも出演している俳優が!デ・パルマ好きはニヤリ!
というわけで、見所など書いてみたわけですが。
もし興味があったら是非チェックしてみてください!
キュアコロナのオススメ度
3
デ・パルマ節は随所にはあるんだけど。。ちょっと演出がチープでもあり、ファン以外にはあまりウケなさそう。
正直に言うとめちゃくちゃおすすめって事はないですが・・・
ブライアン・デ・パルマ、もう80歳なんです。。。
80歳で映画撮るってすごいよほんと。
果たして次回作はあるのかどうか。。。むむむむ。まだまだ撮ってほしい!
デ・パルマニアの私キュアコロナがお送りしました。
また次のデ・パルマ作品でお会い致しましょう。
人生は映画です。
キュアコロナ